犬との暮らし

高齢犬の加齢現象と気を付けたい病気

犬は、大体、小型犬・中型犬であれば10歳ごろから、大型犬では7歳ごろからシニア犬というようになります。一般社団法人 ペットフード協会が発表する「令和3年 全国犬猫飼育実態調査」によると犬の平均寿命は14.65歳です。15歳ごろが寿命と考えると最期の時まで数年の高齢期があることになります。高齢犬の加齢現象やかかりやすい病気、ケアの方法などを紹介します。

犬にみられる加齢現象

犬も歳を重ねると病気になりやすくなります。加齢に伴うさまざまな病気にこれまで以上に気を付けてあげる必要があります。犬にみられる加齢症状から病気の予防、対処方法を紹介します。

<加齢症状>1.散歩に行きたがらない

犬も歳を重ねると筋力の低下から大好きだった散歩にも出かけたがらなくなります。また、若い時ほど好奇心が生じなくなり、意欲の低下から散歩が億劫になっていきます。しかし、愛犬が散歩に行きたがらなくなったからといって散歩に行かない毎日を送っていれば老化は加速していくばかりです。老化予防には適度な運動が欠かせません。筋力維持を図るためにも意欲低下で散歩に行きたがらないようであれば、おやつで誘導するなどして適度な散歩を行ってあげることは大切です。

加齢による筋力の低下だけが原因で散歩に行きたがらなくなっているのであればよいですが、愛犬が散歩に行きたがらなくなるという変化は何か病気を患っていたりケガを負っていたりする場合もあります。注意深く観察してあげる必要があります。

病気やケガなどの異常がない場合は、おやつで誘導し体力維持のためにも適度な運動は続けましょう。

<加齢症状>2.視力の低下、耳が遠くなる

犬も人間同様に視力や聴力が加齢に伴い低下してしまうのは仕方がないですが、高齢期の犬がかかりやすい目の病気が原因の場合もあります。犬の目の病気は突然起きる場合が多いですが、老化が原因である主な病気を紹介します。

白内障

白内障は、目の水晶体が濁り(白濁)視力が低下していく病気です。白内障は老化だけが原因で起こる病気ではありませんが老化が原因とされる代表的な目の病気です。犬種によって違いはありますが、10歳前後で発症することが多いようです。白内障を発症すると治癒することが難しく進行を遅らせる治療が中心となりますが、犬は普段から視力だけに頼って生活しているわけではないため、視力の低下による粗相や失敗で犬が落ち込んでいるような様子があっても、飼い主が元気づけてあげることで普段の生活に戻れるくらい不自由なく生活できるようになる可能性は高いです。

犬は視力以外の機能を発揮することで視力の低下があっても普段と変わらない生活を送ることができます。それには、視力の低下に伴う飼い主のケアが重要です。

その他の視力低下原因

加齢が原因の視力低下は自然現象の場合も多いですが、細菌、ウイルス感染や外傷、ドライアイや角膜潰瘍などの他の目の病気と併発して起こっている場合もあります。チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)やぶどう膜炎などの目の病気も老化によっておこることが多く細菌やウイルス感染、外傷などが原因であることもある目の病気です。高齢期の犬は感染症にかかりやすいので注意が必要です。

【視力低下の原因】

  • チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)
  • ぶどう膜炎
  • 外傷性の視力低下
  • ウイルス感染による視力低下
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聴力低下の原因

視力と同様に聴力の低下も自然現象としてみられます。加齢に伴い蝸牛(かぎゅう)という聴覚器官が衰えることで徐々に聞こえづらくなります。

聴力の低下でこれまでより反応が鈍くなったと感じることもありますが、老化による衰えだと捉え散歩中は自転車や自動車に十分注意してあげることが大切です。今までより音が聞こえづらくなっている分、飼い主がこれまで以上に注意してあげる必要があります。

聴力の低下は細菌やウイルス感染が原因の場合もあります。上記で加齢による抵抗力の低下で細菌やウイルス感染にかかりやすくなってしまうことによる目の病気にも気を付ける必要があると説明しましたが、耳の炎症にも気を付ける必要があります。細菌やウイルス感染が原因で起こる外耳炎は聴力低下の原因にもなるからです。

【飼い主が気を付けてあげること】

聞こえづらくなっているため、急に触られたりすると驚いてしまったり、「マテ」や「お座り」などの合図が聞こえていない場合があります。触る時は、愛犬の視界に入り、存在を確認してから触るようにしましょう。「マテ」や「お座り」などの合図は言葉と一緒にコミュニケーションシグナルを活用しましょう。

  • 触る時は犬の視界に入ってからにしましょう。
  • 散歩中の事故防止にこれまで以上に注意しましょう。
  • コミュニケーションシグナルを活用しましょう。
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ポイント

加齢に伴って視力や聴力が衰えてきた愛犬には、怪我を防ぐために愛犬が暮らす場所を滑りにくい床材に変更したり、障害物を減らしたり、部屋づくりも工夫してあげるとよいでしょう。

<加齢症状>3.口臭が気になる

愛犬がシニア期を迎え口臭が気になってきたと感じる飼い主は多いようです。シニア期になると病気になるリスクも高くなるため内臓疾患を抱えていることが原因で口臭がきつくなっている場合もありますが、デンタルケアができていないことで口臭がきつくなっている場合もあります。

子犬や若年齢の犬は噛むことが遊びの一環でもあるため、おもちゃなどを噛んで遊んだりとデンタルケア用のおもちゃを利用していたという人も多いです。そのため飼い主が歯磨きを行っていない犬でも若いうちは犬が自発的にデンタルケアグッズで遊ぶことでデンタルケアが自然にできていたけれども、シニア期を迎え遊ぶことへの意欲も薄れてくるとデンタルケアができていないために口臭がきつくなってしまっている場合があります。

口臭は歯周病が原因の場合も多いです。歯周病は病院で歯石除去が必要の場合では、全身麻酔で抜歯や歯科処置を行うことがあります。高齢の犬に全身麻酔はリスクが大きく麻酔が効きすぎたり、覚醒までに時間がかかったり、持病によっては病気が悪化するといった心配があります。

歯磨きになれていない犬が高齢になってからの歯磨きスタートは難しいこともあります。犬は子犬の頃から「1日1回の歯磨き」に慣れておくことで歯石や歯垢の付着を予防することが可能で口臭予防、歯周予防が可能です。

子犬の頃から1日1回の歯磨きでデンタルケアの習慣をつけましょう。

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<加齢症状>4.認知症

犬も人間同様に高齢になり認知症になってしまう犬がいます。はっきりとした原因がわかっているわけではありませんが、日本犬は洋犬より認知症になりやすいということが分かっており、認知症になりやすい犬種に日本犬の代表である柴犬があげられることも多いです。

トイレの失敗が増えたり、今までしなかった無駄吠えをするようになったり、夜泣きなどで困っているという飼い主もいるようです。愛犬がぐるぐると同じところを歩き回るといった症状があれば認知症の可能性を考えてみましょう。認知症も早期発見・早期対策で進行を遅らせることができると知られています。健康的な食事と毎日の散歩や適度な運動、老化による体力を考慮しつつ刺激の多い毎日を送ることが認知症予防に効果的です。

【犬の認知症の症状】

  • 性格の変化
  • 運動機能の低下
  • 五感の機能低下
  • 徘徊
  • 無駄吠え
  • 昼夜逆転
  • 排泄障害

【認知症の予防方法】

  • EPA、DHAの多い食事
  • 適度な運動
  • 刺激の多い日常生活

高齢犬が気を付けたい主な病気

高齢犬はさまざまな病気のリスクがありますが、気を付けたい主な病気について紹介します。

ホルモンの分泌が関係する病気

糖尿病

犬の糖尿病は、7歳を超えたあたりの中高齢での発症が多く、オスよりもメスの方が糖尿病になりやすいと言われています。メス犬の方が糖尿病になりやすい理由には、ホルモンが関係しており、女性ホルモンの一つであるエストロゲンがインスリンの作用を弱らせる働きを持つとされているからです。そのため、避妊をしていない中高齢のメス犬が糖尿病になるリスクが高いとされています。

糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンが不足することで生じる病気です。さまざまな代謝異常を引き起こします。糖尿病は他の疾患から糖尿病に至る事もあれば、糖尿病が進行すると起こる合併症などもあります。

重要

糖尿病の予防は肥満予防と体重管理、適度な運動です。

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クッシング症候群

ホルモンの過剰分泌が原因で起こる病気です。食欲の低下や下痢、嘔吐などの異変があまり見られず飼い主が気付きにくい症状で、皮膚のトラブルや多飲多尿などで動物病院を受診した際に診断されることが多いようです。目立った症状はあまりありませんが、合併症を発症してしまうとクッシング症候群も合併症も治療が難しくなってしまう場合がある病気です。

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甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は高齢犬がかかりやすい病気です。甲状腺は喉のやや下あたりの左右にあり、甲状腺ホルモンなどを分泌しています。甲状腺ホルモンは体のエネルギー代謝を始めとして、生命維持に必要なホルモンです。そのため甲状腺機能低下症は体にさまざまな影響を及ぼす病気です。

心臓の病気

加齢に伴い心臓の機能も低下します。加齢による機能低下の現象の1つです。ただし、病気が原因なことも多いので加齢による機能低下だと自己判断せず、異変があれば動物病院で検査してもらいましょう。

僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

僧帽弁閉鎖不全症も犬の心臓病の一つで小型の老犬で発症が多い病気です。心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁(そうぼうべん)が何らかの原因により変性することにより起こる病気です。呼吸の異常を感じたら動物病院で相談してみましょう。この病気になると激しい運動や興奮時に急に倒れてしまうといった症状もみられます。呼吸困難で死に至る場合もあるため早期発見・早期治療が重要です。

心筋症

心筋症は心臓の働きが弱くなる病気です。心臓の筋肉に異常が起きることで心臓の機能が正常に働かなくなり、運動を嫌がるようになったり、体重の減少、食欲低下などが見られる病気です。特に大型犬は大きな体を維持するために体への負担、心臓への負担が大きく心筋症にもなりやすいです。

腎臓の病気

慢性腎不全

高齢になると腎臓病のリスクも高くなります。腎臓病は腎臓の機能が時間をかけて徐々に低下していく病気です。一度悪くなってしまった腎臓を元に戻すことはできません。腎臓が障害を受けて機能しなくなる状態を腎不全といいます。

腎臓は血液の老廃物をろ過して尿を作る、水分の再吸収を行う、いくつかのホルモンを分泌するなどの役割を担っています。慢性腎臓病で腎臓の機能が低下するとこうした機能が衰えていき、最終的には機能しなくなります。徐々に機能が低下していくので初期のうちはほとんど症状が現れませんが、水をたくさん飲む、尿が多くなる、体重が減るなどの症状があるようであれば、加齢による症状と決めつけず、動物病院で検査してもらいましょう。腎不全は高齢犬の発症が多く死亡率の高い病気です。

【腎臓病の症状】

  • 水をたくさん飲むようになる
  • 尿の量や回数が増える
  • 臭いの少ない薄い尿が出る
  • 食欲が低下する
  • 体重が減少する
  • 嘔吐の回数が増える
  • 活力が落ちる
  • 毛づやが悪くなる
  • 口臭が気になるようになる
  • 歯茎が白くなる

腎臓病の予防には日々の健康的な食事が重要です。塩分を控えたバランスの良い食事と新鮮な水を毎日の食事で与えましょう。

関節や脊椎の病気

加齢に伴い関節に痛みを生じることも増えてきます。筋力の低下に加え、骨量低下、関節の動きが狭くなる関節拘縮といったことがあるため、どの犬種においても加齢に伴い関節の動きが悪くなったり、痛みを生じたりしやすくなることはあります。また、ダックスフンドなど特徴的な体系でヘルニアにかかりやすい犬種も加齢に伴い発症が増えてきます。

変形性関節症

変形性関節症は大型の高齢犬に発症が多い病気です。加齢に伴い関節軟骨が変化したことによる痛みなどの症状が現れる進行性の関節疾患です。関節周辺に腫れや痛みなどの症状が出るため歩行に異常がみられるようであれば早期に動物病院を受診しましょう。高齢の犬が歩行が困難になってしまったり動かなくなってしまうと老化のスピードも一段と速まってしまいます。早期治療で生活の質を向上させることができるため早めに対象しましょう。

悪性腫瘍(癌)

犬も癌になります。悪性腫瘍は乳腺、肝臓、脳、膀胱、骨、リンパ、皮膚など発生部位は多岐にわたります。癌の死亡率も高く10歳以上の高齢犬の死亡率の半数程度は癌だといわれているほどです。悪性腫瘍であっても動物医療の進歩により、早期発見・早期治療でQOLを高め長生きすることも可能になってきています。愛犬の異変を感じたら早めに動物病院を受診しましょう。

高齢犬は1年に2回の健康診断を

近頃では犬や猫などのペットは動物病院で定期的な健康診断を受けることは一般的になってきています。各動物病院でも健康診断のプランが用意されていたりとペットの健康診断の認知も広がってきています。健康診断は子犬であれば1歳を迎えたタイミングから、シニアと言われる年齢からは年に2回程度の頻度で健康診断を受けるようにし、病気の早期発見と早期治療で健康に老齢期をすごせる時間も長くなることでしょう。

シニア期の犬の健康診断の頻度やタイミングは年に2回が目安ですが、愛犬の状態に合わせてかかりつけの動物病院と相談して決めるとよいでしょう。

健康診断の目安
1歳~10歳(大型犬:7歳)まで年に1回
10歳~(大型犬:7歳~)年に2回
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高齢犬の医療費負担への備え

犬も年齢を重ねると病気やケガのリスクが高くなり、動物病院に支払う医療費負担が心配になります。ペットの医療費は治療費は全額飼い主負担となります。高齢犬の動物病院の医療費が心配な人はペット保険で備えておくという方法があります。医療費が心配で愛犬の不調をなんとなく感じていても動物病院への受診が遅れたために後悔することになるというような事態は避けたいですよね。

ペット保険は、ペットが病気やケガで治療を受けた場合にかかった費用を限度額や一定割合の範囲で補償する保険です。ペット保険で嵩張るペットの医療費に備えることができます。しかし、ペット保険は新規加入できるペットの年齢に上限が設けられており、おおむね8歳~12歳で設定されています。また、ペット保険は基本補償である「通院補償」「入院補償」「手術補償」の組み合わせで選択し加入します。高齢となった犬の動物病院への通院費が増えてきたためにペット保険の加入を検討しても既に年齢オーバーで加入できない場合やペット保険に加入していても通院補償がなかったために嵩んでいく通院費用は全額自費で支払わなければならないということになる場合もあります。

ペットの寿命も延びています。数年間の老齢期間があると考えるとペットが元気で若いうちに将来の医療費のことを考慮しペット保険の加入と補償の選択を行う事が大切となってきます。ペット保険の補償がなくても医療費が負担にならないか、ペット保険で備えておく必要はないか考えておきましょう。

ペット保険は基本的に1年更新です。加入時に年齢制限がありますが、一度申し込みを行うと自動で終身継続となる事がほとんどです。ただし、ペット保険の種類によっては、保険料や補償内容が変更になったり、条件がつく場合があります。ペット保険に加入する時に、補償の内容をしっかり確認し理解した上で加入することが大切です。

シニア向けのペット保険も登場!

最近では、シニア向けのペット保険も登場しています。ペットの高齢化に対応したペット保険として8歳以上のペットが加入対象などとなっています。通院補償はなく、入院や手術の補償で保険料は月々1000円程度で加入することができます。ペットの獣医療も高度化しており、高齢となったペットの医療費負担が家計に与える影響も大きくなる可能性があります。ペット保険の加入が難しい年齢の高齢ペットは、シニア向けのペット保険がある事も知っておくとよいでしょう。

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