犬との暮らし

ペット保険で椎間板ヘルニアも補償される?

2020年6月10日

椎間板ヘルニアというと人間の病気として聞いたことがある人も多いと思いますが、人間だけでなく犬も椎間板ヘルニアになることがあります。特に、ダックスフンドやコーギー、ビーグルなどの軟骨異栄養性犬種と呼ばれる犬種は椎間板ヘルニアになりやすいです。椎間板ヘルニアになってしまった場合、ペット保険で補償を受けることはできるのでしょうか。

椎間板ヘルニアはペット保険で補償される?

椎間板ヘルニアはペット保険で補償される場合とされない場合とがあります。約款の中の保険金が支払われない場合という条項を確認して、補償対象外となっていないか確認するとよいでしょう。臍(さい)ヘルニアやそけいヘルニアとは異なりますので間違えないようにしましょう。また、ペット保険に加入する前に発症していた場合や待機期間中に発症した場合、ペット保険の加入時に不担保となる条件が付いていた場合などでは補償対象となりません。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種が椎間板ヘルニアになる前に治療費への備えとしてペット保険に加入するのであれば意味がありますが、椎間板ヘルニアになってしまった後に治療費に驚いて慌てて加入するというのは椎間板ヘルニアに対しては意味がありませんし、そもそも加入できない可能性もあります。ペット保険に入るのであれば健康なうちに検討をするようにしましょう。

椎間板ヘルニアとはどんな病気?

椎間板ヘルニアとは、背骨の骨と骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板の中身である髄核が飛び出すことをいいます。飛び出した髄核が神経を圧迫して激しい痛みやしびれなどの症状が起こります。背中を触ると嫌がる、腰を丸めている、抱き上げるとキャインと鳴く、ふらついて歩く、足を引きずる、歩きたがらない、といった症状が起こり、症状が悪化すると四肢の麻痺や排せつの困難といった症状も見られるようになることもあります。できるだけ早くに症状に気づいて治療してあげることが重症化を防ぐことにつながります。気になることがあれば早めに動物病院にかかるようにしましょう。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアの主な原因として、激しい運動や老化が挙げられます。昇降運動やジャンプなどの激しい運動によって脊髄に強い力が加わり、椎間板が変成すると椎間板ヘルニアとなる可能性があります。また、老化によって椎間板の外側が変質し亀裂が入ることによって、その亀裂から髄液が漏れ出て椎間板ヘルニアとなる可能性があります。

椎間板ヘルニアになりやすい犬種は?

ミニチュア・ダックスフンド、ウェルシュ・コーギー、シー・ズー、ビーグル、ペキニーズ、フレンチ・ブルドッグ、パグなどの軟骨異栄養性犬種がなりやすいとされています。これらの犬種では若いうちから椎間板ヘルニアになる可能性があります。

軟骨異栄養性犬種とは、本来ゼリー状である髄核が固くなりやすい遺伝子を持った犬です。髄核が固くなると椎間板のクッションの役割が損なわれ、また、髄核を囲む線維輪も弱くなってしまいます。ここに負担がかかると線維輪が破れて髄核が飛び出してしまうのです。軟骨異栄養性犬種の代表ともされるダックスフンドの足が短いのはこの遺伝子を持っているからだとされています。

椎間板ヘルニアを予防するには?

椎間板ヘルニアを予防するには腰に負担をかけないことと肥満にさせないことが大切です。特に椎間板ヘルニアを発症しやすい軟骨異栄養性犬種では、階段の上り下りを避ける、フローリングなどのすべりやすい床材にはカーペットを敷く、抱っこするときにはおしりを抱え込んで下半身がぶらぶらした状態にしない、など関節に負担をかけないように気を付けましょう。

また、肥満になると腰への負担が増して椎間板ヘルニアにある可能性が高くなります。激しい運動は逆効果ですが、適度な運動をさせて必要以上の餌は与えず、適切な体重をキープするように気を付けましょう。適切な体重というのは、肥満ばかりに気を取られてやせすぎの状態になってもいけないということです。

まとめ

椎間板ヘルニアになった場合、多くの場合はペット保険で補償を受けることができます。しかし、ペット保険に加入する前に椎間板ヘルニアになっていたという場合の治療費は補償の対象外となります。ペット保険は人間の医療保険と同じように持病があると加入しづらくなったり補償を受けられない病気や部位が出てきたりします。若くて健康なうちからペット保険の加入を検討するようにしましょう。

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